〈記憶翻訳者〉シリーズスピンオフ期間限定公開
「ファースト・エクスペリエンス・エクスペリメント」
過剰共感能力者——相手に対して自分自身の考えすら上書きしてしまうほど強い共感を行ってしまうひとびと。能力とは呼ばれても実質的に障碍と見做されているその力に翻弄されてきたひとりの女性は、その力を本当に能力として活用しようとする男性と出会う。この出会いこそが、後に記憶翻訳として確立されることになる技術が生まれるきっかけだった。
〈記憶翻訳者〉シリーズで登場する記憶翻訳技術が生まれた背景と、そこにあった出会いの物語。
〈記憶翻訳者〉シリーズで登場する記憶翻訳技術が生まれた背景と、そこにあった出会いの物語。
「チビ先生の煙草」
記憶翻訳技術を確立し、九龍(くーろん)を立ち上げた不二(ふじ)。それまで障碍としてしか考えられていなかった過剰共感能力者らに自分の力を奮って生きる場所を与え、周囲の多くのひとびとに強い影響を与えた彼は、そもそもなぜそんなサービスを作ろうと考えたのか。
中学生になったばかりの不二と出会った教師、千曳(ちびき)が過去を回想する——
中学生になったばかりの不二と出会った教師、千曳(ちびき)が過去を回想する——
いずれも独立した作品ですが、『風牙』(もしくは『記憶翻訳者 いつか光になる』『記憶翻訳者 みなもとに還る』)と『追憶の杜』をお読みの方がより楽しんでいただけるのではないかと思います。