単著及び参加したアンソロジーなど、書籍として刊行されたものの一覧です。発表日の新しいものから降順で並んでいます。

「コーラルとロータス」

Genesis(書影)

「コーラルとロータス」
『白昼夢通信 創元日本SFアンソロジー』収載)
東京創元社
2019/12/20
装画:カシワイ
装幀:小柳萌加・長﨑綾(next door design)
2,200円(税込)

東京創元社の書き下ろし日本SFアンソロジーシリーズ、Genesisの第二編、『Genesis 白昼夢通信』に、「コーラルとロータス」という短編が掲載されています。

記憶翻訳者シリーズのスピンオフ。まだ十代だった頃、珊瑚とカマラが出会い関わることになる事件のお話です。幼く自信もなく、でも行動力だけはある珊瑚を書くのは楽しかったです。いつかまたこの頃のお話を書いてみたいですね。

「コーラルとロータス」(単体電子書籍版)


「コーラルとロータス」
(電子書籍版)
東京創元社
2019/12/20発売
315円(税込)

『Genesis 白昼夢通信』に収録された「コーラルとロータス」の単体電子書籍版です。

なおリンクは(版元ページがないため)Amazonになっていますが、その他の主な電子書籍ストアでも取り扱いがあります(のはずです)。

「Too Short Notice」

時を歩く(書影)

「Too Short Notice」
『時を歩く 時間SFアンソロジー』収載)
創元SF文庫
2019/10/31発売
装画:瀬戸羽方
装幀:岩郷重力+S.K
990円(税込)

東京創元社文庫創刊六十周年記念の書き下ろし時間SFアンソロジー、『時を歩く』(書き下ろし宇宙SFアンソロジー『宙を数える』と同時発売)に、「Too Short Notice」という短編が掲載されています。

気がつくと何もない空間にひとりで存在していた私。その前に、どういうわけか姿を認識することができないのになぜか絶世の美女であることだけはわかる存在が現れ、驚愕の事実を告げられた……にも関わらず、どういうわけか私はまったく平静なまま。これはいったい?

「Too Short Notice」(単体電子書籍版)

Too Short Notice
(電子書籍版)
東京創元社
2019/10/31発売
220円(税込)

『時を歩く 時間SFアンソロジー』に収録された「Too Short Notice」の単体電子書籍版です。

なおリンクは(版元ページがないため)Amazonになっていますが、その他の主な電子書籍ストアでも取り扱いがあります(のはずです)。

『追憶の杜』

追憶の杜(書影)

『追憶の杜』
創元日本SF叢書

2019/5/10発売
装画:しおん
装幀:岩郷重力+S.K
1,980円(税込)

前作『風牙』に続く、感覚情報翻訳者(インタープリタ)・珊瑚を主役とした三編の中編、「六花の標」「銀糸の先」「追憶の杜」を収録した中編集。全編書き下ろしです。

装画は再び
しおんさんに描いて戴きました。おわかり戴けるでしょうか、このカバーイラストを戴いたときの私のテンションの上がり具合が! そしてその繊細な色合いを生かした見事な装画、そして帯を作って戴きました。解説は「明日のための創作ジム」で選者をしておられた森下一仁さんに戴くことができ、ようやく遅れに遅れた宿題を提出できたような心持ちです。

『風牙』

『風牙』
創元日本SF叢書

2018/10/31発売
装画:しおん
装幀:岩郷重力+S.K
2,200円(税込)

第五回創元SF短編賞受賞作、「風牙」から始まる連作四編を収録。

発表済みの「風牙」「閉鎖回廊」に加え、書き下ろし「みなもとに還る」「虚ろの座」を収録しています。
装画は
しおんさん。疑験空間へ潜行する珊瑚と相棒の孫子を描いて戴きました。閉鎖回廊の扉絵もそうでしたが、珊瑚の表情が本当に素晴らしくてそれがとても嬉しいです。解説は恐れ多くも長谷敏司さんに戴いてしまい、ありがたさのあまり悶絶しそうです。
©Mitsuhiro Monden, 2014-2024