単著及び参加したアンソロジーなど、書籍として刊行されたものの一覧です。発表日の新しいものから降順で並んでいます。

『La Princesa Esmeralda』

『La Princesa Esmeralda』
Minotauro
2024/3/27発売
翻訳:Gabriel Álvarez Martínez
18.95€
(『蒼衣の末姫』スペイン語版)

まさか自分の作品が翻訳(それもスペイン語に)されるとは。
日本語版にはなかった地図や、冥凮・仔凮といった作中に登場する異形の生物たちのイラストレーションが掲載されています(の、はずです)。

「情動の棺」

「情動の棺」
『2084年のSF』収載)
ハヤカワ文庫JA
2022/05/24発売
1,320円(税込)

日本SF作家クラブ編『2084年のSF』に、短編「情動の棺」を掲載いただきました。『ポストコロナのSF』に続く、日本SF作家クラブがお送りする書き下ろしアンソロジーの第二弾です。

物静かなバーで、久しぶりに再開した養女の目の前で自分の喉頚を書き切って自死した医師。だが養女の周りの客も、極めて冷静に悲惨な事件に対応した。この世界では誰もが個人の情動を制御する、イーコンと呼ばれるシステムを利用しているからだ。だがそれならなぜ、医師は歓談の途中で突然自らの命を終えたのか。その理由を探る有害事象調査官に、養女が語ることとは——。

『蒼衣の末姫』

蒼衣の末姫(書影)

『蒼衣の末姫』
創元推理文庫

2021/9/24発売
装画:シライシユウコ
装幀:東京創元社装幀室
968円(税込)

文庫書き下ろしのハイファンタジー長編。地を這い空を飛び、甲殻で身を固め無数の脚で爪でひとを屠る巨大な怪物、冥凮(みょうふ)が跋扈する世界で繰り広げられる、囮の姫と見棄てられた少年の冒険活劇です。

装画は第51回星雲賞アート部門を受賞された、シライシユウコさんに描いていただきました。作中に登場するモチーフを巧みに取り入れてくださっているほか、何となくもやっと考えていただけのイメージが悉く具現化されていて、私はしばらくの間、ラフ画を前に涙目になっていたのですよ……。装幀は東京創元社装幀室さま。ミステリーズ! のレイコの部屋を読んでから一度お願いしたかったので遂に念願が叶いました。

『蒼衣の末姫』特設ページのお知らせ

物語が展開する地域の地図や、作中に(大量に)登場する読みの難しい造語の説明と、登場人物紹介をまとめた特設ページを開設しました。表に出なかった設定もちょろっと書いたりしておりますので、ご興味がありましたらどうぞ。

『記憶翻訳者 みなもとに還る』

記憶翻訳者 みなもとに還る(書影)

『記憶翻訳者 みなもとに還る』
創元SF文庫

2021/2/12発売
装画:日田慶治
装幀:楠目智宏(arcoinc)
990円(税込)

デビュー作である創元日本SF叢書『風牙』の後半二話(「みなもとに還る」「虚ろの座」)に、書き下ろし短編「流水に刻む」と同じく書き下ろしの挿話「秋晴れの日に」を追加した、オリジナル編集の文庫版の、いわば下巻です。

装画は『記憶翻訳者 いつか光になる』と同じく、
日田慶治さん、装幀はarcoinc楠目智宏さんです。収録作「みなもとに還る」を思わせる不安定な尖塔とどこまでも続く〝結びの緒〟——それらを前にぽつねんと立つ珊瑚の姿。最高です。
香月祥宏さんにいただいた詳細は解説は、現在Webミステリーズ! でお読みいただくことができます

『記憶翻訳者 いつか光になる』

記憶翻訳者 いつか光になる(書影)

『記憶翻訳者 いつか光になる』
創元SF文庫

2020/10/23発売
装画:日田慶治
装幀:楠目智宏(arcoinc)
968円(税込)

デビュー作である創元日本SF叢書『風牙』の前半二話(「風牙」「閉鎖回廊」)に、書き下ろし短編「いつか光になる」と同じく書き下ろしの挿話「嵐の夜に」を追加した、オリジナル編集の文庫版です。

装画は
日田慶治さんに描いて頂きました。叢書版のしおんさんとは全く違うアプローチで作品世界が見事に表現されていて、ちょっと震えてしまいました。楠目智宏さんの装幀がまた格好良くて……叢書版と文庫版、どちらも大変素晴らしいものを創って頂き、本当にありがたい限りです。
解説は叢書版と同じ
長谷敏司さんが、なんと新規に書き下ろしてくださいました!

「コーラルとロータス」

Genesis(書影)

「コーラルとロータス」
『白昼夢通信 創元日本SFアンソロジー』収載)
東京創元社
2019/12/20
装画:カシワイ
装幀:小柳萌加・長﨑綾(next door design)
2,200円(税込)

東京創元社の書き下ろし日本SFアンソロジーシリーズ、Genesisの第二編、『Genesis 白昼夢通信』に、「コーラルとロータス」という短編が掲載されています。

記憶翻訳者シリーズのスピンオフ。まだ十代だった頃、珊瑚とカマラが出会い関わることになる事件のお話です。幼く自信もなく、でも行動力だけはある珊瑚を書くのは楽しかったです。いつかまたこの頃のお話を書いてみたいですね。
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