SF・ファンタジー小説執筆修業中、門田充宏の公式サイトです。
こちらのページでは最近の活動をお知らせしています。新刊を含む作品情報については
WORKS をご覧ください。
なお、日常のあれこれは主に
Mastodonにてポスト中です。

「チビ先生の煙草」

『風牙』(『記憶翻訳者 いつか光になる』『記憶翻訳者 みなもとに還る』として文庫化)及び『追憶の杜』(いずれも東京創元社)で描かれた〈記憶翻訳者〉シリーズのスピンオフ短編を、ブラウザで読める電子書籍として期間限定公開しました。

記憶翻訳技術を確立し、九龍(くーろん)を立ち上げた不二(ふじ)。それまで障碍としてしか考えられていなかった過剰共感能力者らに自分の力を奮って生きる場所を与え、周囲の多くのひとびとに強い影響を与えた彼は、そもそもなぜそんなサービスを作ろうと考えたのか。中学生になったばかりの不二と出会った教師、千曳(ちびき)が過去を回想する——

「チビ先生の煙草」を読む

「ファースト・エクスペリエンス・エクスペリメント」

『風牙』(『記憶翻訳者 いつか光になる』『記憶翻訳者 みなもとに還る』として文庫化)及び『追憶の杜』(いずれも東京創元社)で描かれた〈記憶翻訳者〉シリーズのスピンオフ短編を、ブラウザで読める電子書籍として期間限定公開しました。

過剰共感能力者——相手に対して自分自身の考えすら上書きしてしまうほど強い共感を行ってしまうひとびと。能力とは呼ばれても実質的に障碍と見做されているその力に翻弄されてきたひとりの女性は、その力を本当に能力として活用しようとする男性と出会う。この出会いこそが、後に記憶翻訳として確立されることになる技術が生まれるきっかけだった……

「ファースト・エクスペリエンス・エクスペリメント」を読む

『記憶翻訳者 みなもとに還る』

記憶翻訳者 みなもとに還る(書影)
2021/2/12発売 350ページ/900円(税別)
デビュー作である創元日本SF叢書『風牙』の後半二話(「みなもとに還る」「虚ろの座」)に、書き下ろし短編「流水に刻む」と同じく書き下ろしの挿話「秋晴れの日に」を追加した、オリジナル編集の文庫版の、いわば下巻です。装画は『記憶翻訳者 いつか光になる』と同じく、日田慶治さん、装幀はarcoinc楠目智宏さんです。収録作「みなもとに還る」を思わせる不安定な尖塔とどこまでも続く〝結びの緒〟——それらを前にぽつねんと立つ珊瑚の姿。最高です。
香月祥宏さんにいただいた詳細は解説は、現在Webミステリーズ! でお読みいただくことができます

『記憶翻訳者 いつか光になる』

記憶翻訳者 いつか光になる(書影)
2020/10/23発売 320ページ/880円(税別)
デビュー作である創元日本SF叢書『風牙』の前半二話(「風牙」「閉鎖回廊」)に、書き下ろし短編「いつか光になる」と同じく書き下ろしの挿話「嵐の夜に」を追加した、オリジナル編集の文庫版です。装画は日田慶治さんに描いて頂きました。叢書版のしおんさんとは全く違うアプローチで作品世界が見事に表現されていて、ちょっと震えてしまいました。楠目智宏さんの装幀がまた格好良くて……叢書版と文庫版、どちらも大変素晴らしいものを創って頂き、本当にありがたい限りです。
解説は叢書版と同じ
長谷敏司さんが、なんと新規に書き下ろしてくださいました!

『追憶の杜』

追憶の杜(書影)
2019/5/11発売 256ページ/1,800円(税別)
前作『風牙』に続く、感覚情報翻訳者(インタープリタ)・珊瑚を主役とした三編の中編を収録した中編集。全編書き下ろしです。
装画は再び
しおんさんに描いて戴きました。おわかり戴けるでしょうか、このカバーイラストを戴いたときの私のテンションの上がり具合が! そしてその繊細な色合いを生かした見事な装画、そして帯を作って戴きました。解説は「明日のための創作ジム」で選者をしておられた森下一仁さんに戴くことができ、ようやく遅れに遅れた宿題を提出できたような心持ちです。

『風牙』

2018/10/31発売 352ページ/2,000円(税別)
第五回創元SF短編賞受賞作、「風牙」から始まる連作四編を収録。
発表済みの「風牙」「閉鎖回廊」に加え、書き下ろし「みなもとに還る」「虚ろの座」を収録しています。
装画は
しおんさん。疑験空間へ潜行する珊瑚と相棒の孫子を描いて戴きました。閉鎖回廊の扉絵もそうでしたが、珊瑚の表情が本当に素晴らしくてそれがとても嬉しいです。解説は恐れ多くも長谷敏司さんに戴いてしまい、ありがたさのあまり悶絶しそうです。
Page 1 / 1
©Mitsuhiro Monden, 2014-2023